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【治癒の意味】一時的に楽になりたい?それとも根本的に治したい?

症状が出たらしんどい。痛い。苦しい。早くそのしんどさから開放されたい気持ちはよく分かります。ですがそこで薬を使うと体にどんな影響があるか、考えたことはありますか?
一言で言ってしまうと、薬では根本治療にはなりません。一時的に痛みや症状が楽になるアイテムです。きっと誰もがそれを理解して薬を服用しているんだと思います。
一時的だとしても今この症状をやわらげたい!と思って薬を使うことが多いかもしれませんが、薬を使うことの弊害を知ったら少し驚くかもしれません。

今回は副作用だけではない“弊害”を少しお話したいと思います。

Q:そもそも薬はなんで効くの?

なぜ薬を飲むと症状が落ち着くのか、考えてみたことはありますか?いろんな種類の薬があるので一概には言えませんが、多くの薬は炎症のある部位の血流を少なくしたり、炎症を引き起こしている物質を鎮静させるという働きをしています。

Q:薬を飲むのはいけないことなの?

いけないことではありませんが、薬の服用で体に何が起こるのかを理解した上で利用するべきです。
命に関わるような感染症や伝染病にかかってしまったりしてしまった場合は別ですが、多少の微熱や頭痛などの症状の状態で薬を多用すると、本来体がやろうとしている処理を邪魔してしまうことになります。つまり、薬を飲むことで自然治癒力を低下させるということです。

本来体がやるべき仕事を薬が無理やりおさえてしまう

「体が本来やろうとしていること」も治癒です。熱を出して不要な細菌に対処したり痛み(炎症)を生んで免疫細胞達で体内を平常に戻すための戦いをしています。
ですが薬はそれらの動きを抑制してしまいます。すると、抑制された免疫細胞たちは働かなくても良い状況に追いやられます。薬の効き目が良ければ良いほど、体の免疫細胞は仕事がなくなりサボれちゃうんです。サボればサボるほど、いざという時に働く元気がなくなってしまいます。
要するに、自分の体がやるべき仕事を薬に取られてしまって、薬を多用することで免疫細胞がだんだん自分の仕事そのものをしなくなってしまうんです。

薬は症状を抑えるものであって根本にアプローチするものではない

そして薬はご存知の通り、対症療法的アプローチです。

  • なぜ咳や熱がでたのか?
  • なぜ頭痛が起きたのか?
  • なぜ関節が痛いのか?
  • なぜ頭がぼーっとするのか?

この理由を考えてみたことはありますか?明確な答えは分からないかもしれませんが、睡眠不足だった、ストレス過多だった、食事内容に問題があった、免疫が低下する生活をしていた…など、症状には必ず原因があります。
その原因を見直さない限り、同じことが起こるということは言われなくても分かってる!と言いたくなると思います。あくまで薬は一時的にでた「症状」に対処するためのものなのです。

Q:根本的に治すってどういうこと?

根本的に治すということは、体が本来持っている自然治癒力に任せるということです。体は常に免疫細胞で外敵や体内の炎症に対処していきながら、長く生き延びるために体のゴミを掃除(デトックス)し続けて体のエネルギーを効率よく回そうとしています。

自然治癒力ってどんなもの?

  • 熱が出たらウイルスを退治して熱をさげる
  • 食中毒になったら下痢や嘔吐で体外に排出する
  • 怪我をしたら破れた皮膚を再生する
  • 日焼けをしたら皮がむけて元の肌に戻る

私達が生きていく上で、何度となく怪我をしたり気分が悪くなったりすることがありますが、重い病気の状態ではない限り、放っておけば勝手に治癒に向けて体が修復しようと働きます。
その修復する力をたくさん持っている人は「すぐ治る人」、修復エネルギーが少ない人は「なかなか治らない人」になりがちです。なかなか治らない人は、同時に体内にデトックスすべきゴミをたくさん持っている可能性が高いです。

Q:自然治癒力を上げるにはどうしたら良いの?

薬に頼らなくても良い、勝手にすぐ治る体があれば、だれも薬なんか使わないですね。ですが、薬を使わないことが自然治癒力を上げるひとつの方法です。薬を使えば使うほど、本来の自然治癒力を落としてしまうからです
そして、体の総エネルギー量を上げることで自然治癒力も比例して向上します。

Q:じゃあ風邪ひいたらどうすれば良いの?

薬を飲まないほうが長い目で見た時に体の負担がない。でも風邪は早く治したい。みんな思いは一緒ですね。

  • 風邪ひいた(ノド・鼻)
  • 熱がでた
  • 頭がいたい
  • 関節がいたい

こういった時はなるべく休む。体を温める。が一番です。よりたくさんの血流を炎症部分に集中させて免疫細胞を届けておげることが大事です。激しい運動をしたり、暴飲暴食をしてしまうとそちらにもエネルギーが必要になってくるので炎症箇所に届ける血を少なくなってしまいます。
また、基本的な体のシステムを動かすのには糖と塩分(電解質)が必要です。これらの摂取は切らさないように気をつけることが大事です。
寝込んでしまった時はよく電解質で有名なスポーツドリンクや消化に負担の少ないおかゆ、フルーツジュースや果物を摂ることが多いと思います。それはなるべく体の負担をかけずに治癒に向けて動いてもらうための昔ながらの知恵だったということですね。

薬を服用すると本来の体の治癒力を落とす

  • 本来は放っておけば体は勝手に治す、という力を持っている
  • 薬を飲むことで自然治癒力を低下させる
  • 薬は症状を抑えるものであって根本にアプローチするものではない
  • 薬を飲まなくても体の不調に対処するには「安静・保温・栄養」

体の調子が悪くなったら薬を飲みたくなったりお医者さんに診てもらいたくなる気持ちはとてもよく分かります。ただ、薬を飲んで一時的に症状を抑えられたとしても「症状が起きた理由」の根源に対処しない限りは何度も同じ症状を繰り返します。
何度も出る同じ症状に対して、毎回薬で対処することで自然治癒力がだんだん低下していきます。そして慢性的な炎症がどんどん増える原因となっていきます。
負のスパイラルにしかならない、ということです。
これを理解した上で、今一度薬の使用について考えてみてほしいと思います。